馬鹿は馬鹿なりの話し方、伝え方がある
世の中には相手に分かりやすく、伝わりやすく、簡潔に話すことができる頭の良い人が沢山います。ではそんな頭の良い人じゃないと上手に話したりメールを書けないのか?というとそんな事はないと思っています。
今回は馬鹿の一人である私が意識している馬鹿なりの伝え方をお伝えしようと思います。
Contents
これらに当てはまったら即改善を!
まずここでは私のような馬鹿がやりがちな話し方とその対策をご説明します。
もし、少しでも当てはまったら改善することをお勧めします。
馬鹿は自分の結論を見失う
色々話していると結論や言いたいことが自分でもわからなくなってしまいます。
とにかく結論を決めてから話し出しましょう。
馬鹿は結論をあとに言う
結論を決めて話し出したは良いのですが、相手を惹きつけようと結論を後回しにすることを仕事でするのは良くありません。仕事で時間は非常に大切なものです。無駄に話を引き延ばされるのは上司にとってストレスでしかありません。結論を先延ばしにすると評価が下がるだけです。
また結論を先延ばしにすると馬鹿は自分の言いたいことを見失います。その結果結論がぶれたり、結論がわからなくなり意味不明な会話になります。
格好をつけずに結論は最初に言いましょう。
馬鹿は細かいことを言いたがる
馬鹿は詳細を伝えた方が良いと思いがちです。しかし、それを構成する力がないので、要点がわからなくなります。
細かい部分よりとにかく大切だと思われる部分だけを伝えましょう。詳細は相手が聞いてくれるのでそれに答えるというスタンスでいましょう。
馬鹿は相手を気遣い過ぎる
馬鹿は相手が求めるものがわかっていません。なので気遣ったところで見当違いな気遣いをします。その結果求められていないことを話します。
気を使わずにとにかく、事実と自分の要望をシンプルな言葉で伝えましょう。
馬鹿は自分の意見を言おうとする
馬鹿の考えは所詮浅はかです。そして仕事で自分の意見よりも事実を求められることが多いです。
求められていないものを話さないで、事実だけを話しましょう。
対策をまとめると
上でお伝えした内容をまとめると
- まずは結論を決めて話し出す
- 結論(事実と大切だと思うこと)をシンプルに自分の言葉でいう
- そして自分のして欲しいことをいう
- そして自分の意見や考えは求められない限り言わない
これだけです。
あとは相手から求められたことに答えるだけです。その時もこのやり方で答えましょう。
更にパワーアップ版はこう
前の段落で説明した方法でもうまくいかない人は次のバージョンを使ってください。
- やり方はまずは結論を決めて話し出す
- 結論(事実と大切だと思うこと)をシンプルに自分の言葉でいう
- そして自分のして欲しいことをいう
- もう一度結論をいう。
- そして自分の意見や考えは求められない限り言わない
- 「以上です。不明な部分があればおっしゃってください。すみません」という
これで何とかなります。
最終手段は「とにかくわかりません!助けてください」という
「賢い」と思われたいがため、頭の良い人のように理路整然として話そうとして言いたいことがわからない人より、馬鹿丸出しでも、伝えたいことが伝わる人間の方が実はwin-winな関係になります。
考えてください。構成はしっかりしているけど何が言いたいかわからないより、「マジでヤバいっす!助けてください」って連呼している人の方が助けやすくないですか?そして助けてもらえるのは馬鹿みたいに「マジでヤバいっす!助けてください」と連呼した人です。
これは最終手段ですが意外と使えます。緊張していて頭が真っ白になっていてもこれならやれる人はいるでしょう。
頭の良い人は意外とシンプルに話している
皆さんが賢いと思っている人は意外とシンプルに話しているものですし、難しい言葉を使っていないものです。
大切なのは必要な情報を簡潔に何度も言うことです。そうすれば相手に伝わる確率が上がります。
相手が上司や自分より知識がある人や賢い人はそこから必要な情報が何かを考えて質問してくれます
そうやってやりとりが生まれ、必要な報告・相談ができるものです。
これは簡単なようでできていない人が結構います。自分の話し方に自信がない人はどうか試してみてください。
この記事が少しでも誰かの役に立てば幸いです。