カウンセリングはうつの治療に必要か?カウンセリングを受ける前に知っておこう

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カウンセリングは受けたほうが良いです

私の結論としてはカウンセリングを受けたほうが良いです。うつは脳内のセロトニンなどの脳内物質のバランスが乱れて起こると言われています。ではその脳内の物質が乱れる原因がなにかというとストレスなどがあります。そのストレスの原因となるものにものの捉え方や考え方があります。そういった根本的な部分を変えていくほうがうつの治療の効率化や再発を防ぐために重要だと考えるからです。

なぜ、カウンセリングを受けている人は少ないのか?

では、根本的治療に役に立つカはずなのに、なぜカウンセリングを受ける人が少ないのでしょうか?
私が通っていた事業所でも精神科に通っている方はたくさんいらっしゃいますが、カウンセリングも受けている人となると人数は減るように思います。「精神科に通っている人の人数>カウンセリングも受ている人」と言う感じです。
それはなぜでしょうか?

その1.:値段が高い

それはズバリ値段が高いというのが一番の理由でしょう。保険が効かずだいたい30~60分で5000円程度の費用がかかります。それを1ヶ月に1~2回受けるとカウンセリング代だけで5000円から10,000円かかることになります。

場合によっては、3割負担の診察代+薬代よりも1回のカウンセリングが高くなります。

理由その2:効果が出るまでに時間がかかる

コストだけでなく効果が出るのに時間がかかるというのもカウンセリングを受ける人が少ない理由の一つでしょう。薬は2~4週間くらいで効果を実感することができることが多いですが、カウンセリングはかなり時間がかかります。

個人差が大きいと思うので何とも言えませんがどんなに短くても3ヶ月ほど効果が出るのに時間がかかります。

そのため、人によってはカウンセリングを受けてもコストパフォーマンスが悪い。効果を実感できないと途中でやめてしまうことあります。

理由その3:相性が良いカウンセラーを探すのが難しい

カウンセリングは人間同士のやり取りです。そのた相性というものがあります。またカウンセラーによって得意としている分野やスタイルに違いがあります。
そしてそれは受けてみるまでわかりません。そのため中々自分にあうカウンセラーを見つけることが難しいです。

私も過去にカウンセラーと相性が悪く、「高いお金を払ったのに」とモヤモヤしたり、より気持ちが落ち込んだことがあります。

それでも私はカウンセリングをしてほしい!その理由

コストも時間もかかる上にそもそも相性が良いカウンセラーにたどり着くのも難しい。そんなカウンセリングですが、それでも私はカウンセリングを勧めます。

それは先述した通り、カウンセリングは根本的な思考や認知にアプローチするので非常に長期的に見れば役立ちます。そして考え方や認知を変えることが幸せに生きる上で重要だと思うからです。

またカウンセリングの一つの手法である認知行動療法などは非常に効果があるとされているからです。

カウンセリングの現実的な取り入れ方

上記のような理由から私はお金があるならカウンセリングは積極的に受けてほしいと思っています。

しかし、コストも時間の問題があるのは事実です。ではどのようにカウンセリングを取り入れるのが現実的なのでしょうか。

私は治療に優先順位をつけて行くのが現実的だと思っています。

優先順位1:うつになったら投薬治療と環境調整それで駄目ならカウンセリング

うつの治療で効果が感じやすく、そしてアプローチがしやすいのが投薬治療と環境調整です。投薬は病院に行けばできますし、自立支援医療の制度を利用すれば1割負担で済みます。

優先順位2:環境調整

また仕事を休むなどの環境を調整することも効果が出やすいと私は感じています。なぜならストレスの原因が環境にある場合はその環境を調整することでうつ症状が緩和、改善することがあるからです。また本人もストレスの原因だと自覚しやすくアプローチしやすいのが環境調整の良い点です。しかし、退職するなど大きな決断は回復するまで先延ばしにしたほうが良いケースがあるので、そこは医師や家族などと相談する方が良いでしょう。

優先順位3:カウンセリング

それでもうつ症状がよくならない、また何度もうつが再発する場合は物事の捉え方や認知に問題があるのでカウンセリングを受けることを選択肢に入れたほうが良いでしょう。

ただ何度も言いますが私としてはカウンセリングは最初からしてほしいと思っています。といか多方面からアプローチするほうが改善の確率も高いでしょうからカウンセリングを含めて全部やってほしいと思っています。

実体験:私のうつ治療とカウンセリング

ここでは私の治療の経緯を話そうと思います。私は親から金銭的な援助を受けることができたこともありカウンセリングを受けてきました。そして今も受けています。そんな私は薬とカウンセリングを併用していました。

カウンセリングがうつの治療に効果があったかというとやってよかったと感じる反面、すごく効果があったかというとわからないというのが素直な感想です。それほど考えを変えるのは難しく時間もかかるので効果は実感しにくいですが、「今の自分の考え方をしているとしんどくなる」という気づきとその対策を得ることができているのでそういう意味では非常に良かったと思っています。

そして何より、どうしようもない眠気や食欲に悩まされるような大きな副作用もないのも良かったです。

発達障害とカウンセリング

先に断っておきますが、私は医者や研究者でもないので今から書く内容に裏付けはありません。あくまでも一意見としてお聞きいただければと思います。お役に立てずに申し訳ありません。

では私の意見ですが、私個人としては、発達障害の方もカウンセリングを受けるのは良いことだと思っています。

その理由は生きていく中で障害の影響もあってか躓くことがあり自信をなくしていたり、自己肯定感が低くなっていることがあるからです。その結果「どうせ自分は駄目なんだ」「また失敗するに違いない」という認知の歪みを持つようになる場合があります。この認知の歪みを直すのにカウンセリングは役に立つからです。

発達障害から来る失敗や躓きがウツに繋がるのを防いでくれる効果が期待できることから、私はカウンセリングを受けることは良いことだと思います。というか発達障害の有無に関わらず認知行動療法の知識を持ち実践することは精神衛生上非常に良いことだと思っています。

カウンセリングを受けて生きやすい考え方を

人間は考え方を変えるとそれだけで行動も変わってきますし、生きやすくなります。自分の考え方で自分を苦しめる方はぜひ自分の考え方を見直すためにもカウンセリングを受けてみてはどうでしょうか?

この記事の読者の方々が幸せを感じることができる人生を送ってくださることを切に願っています。

この記事が少しでも誰かの役に立てば幸いです。