就労移行支援事業所の選び方
「就労移行支援事業所とは?利用すべき??」という記事を書きましたが、今回は私の経験に基づいた就労移行支援事業所の選び方をお伝えします。
第1段階 情報収集をする
まずは情報収集です。方法1と2を両方やる事をお勧めします。
方法1:地域の発達障害の支援センターや役所の福祉課に問い合わせる
地域の発達障害の支援センターや役所の福祉課(発達障害者支援センターなどの名前である事が多いです)に電話をかけて相談をしたいと言えば相談に乗ってくれます。電話が苦手な人はメールでも受け付けている場所もあります。
「就労移行支援事業所の利用を考えている」と相談すれば色々紹介してくれます。また、利用手続きなども教えてくれるでしょう。
うまく話せば長所や短所、口コミなども教えてくれる可能性があります。これは比較的信憑性が高い気がします。しかしこれも参考程度にしてください。
方法2:ネットで通える範囲の就労移行支援事業所を調べる
「自分の住んでいる場所(県、地域、市、区)スペース 就労移行支援事業所)」で検索しましょう。自分が働き出した時に許容できる通勤時間の範囲内にある就労移行支援事業所を全てピックアップしてください。
ネットの口コミはあまり信じ過ぎずに参考程度にしておき、体験利用などで確認するのが良いでしょう。
段階2:調べた事業所を体験利用する
体験利用までの手順
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第1段階で調べた事業所のうちどうしても嫌な事業所を外す(知り合いが同じ建物で働いている、家から近すぎて嫌、遠過ぎるなど)
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手順その1で外した事業所以外に電話をして体験利用をしたい旨を伝える
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体験利用の日時や持ち物や内容を聞く
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申し込んだ事業所に体験に行きその中から選ぶ。(選ぶ基準やポイントは以下をご参照ください)
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※ポイントはあまり絞りすぎないことです。できるだけ多く事業所を見ることをおすすめします。
★体験で見るべきポイントや事業所を選ぶ際のポイント★
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発達障害の人が多く通っている。特化しているか?
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職員と利用者の関係性や職員の利用者への接し方
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過去にどんなところに就職しているか?自分の思い描く就職形態や就職先に就職した実績があるかどうか?
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実際に通ってみて毎日通う事が出来る距離かどうか?
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カリキュラムなど
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訓練に柔軟性があるか?(事務に特化していると途中で方向転換できないということがあります。)
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利用者の就職先の職種や企業など(聞けたら)
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その事業所の売りや特徴
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職員と自分との相性や話しやすさ
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利用者の能力や話しやすさ
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体験で確認しておくと良いことはこんなところでしょうか?あとは自分が気になることを聞くことが大切だと思います。
もし、「仕事ができていなくて、どうしたら良いかわからない」という人がいたら、参考にしてくみてください。
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