笑顔は作れる!!笑顔のメリットと作り方
生活・仕事をしていく上で、笑顔はすごく大切です。発達障害を持っている人の中には、「楽しくもないのになぜ笑わないといけないの?」「仕事の能力と関係ない」「愛想笑いしても意味がない」「そもそも笑い方がよくわからない」と思う人もいると思います。今回はそんな人のために笑顔の意味と笑顔の作り方をお話しようと思います。
Contents
笑顔なんていらない。そんな私を変えた友人の言葉
偉そうに言っていますが、私も学生時代は笑顔が少ない人間でした。楽しくもないのに笑えるか!と思っていました。その結果、バイト先で馴染めないこともありました。
そんな私が笑顔を意識するようになったのにはきっかけがあります。それは友人の言葉です。「とりあえず笑っておけば相手の反応が変わる」と彼は日頃から言っていました。そして、それをなんの気無しに実践してみると確かに相手も笑顔で返してくれるようになり、こちらの気分も良くなりました。その時、何故友人がいつも笑顔なのか?そして友人の周りの人も笑顔なのかがわかった気がしました。
笑顔を作ることはメリットだらけ メリット紹介
笑顔でいることはデメリットなしのメリットしかないコミュニケーションツールです。そんな笑顔のメリットをご紹介します。
その1:話しかけてくれることが増え会話の機会、情報を得る機会が増える
自分から声をかけることが苦手な人もいるはずです。笑顔(っぽい顔)でいることで話しかけてもらえる可能性が上がります。そうなると会話の機会が増えますし、仕事だと報告・連絡・相談をしてきてくれる可能性も上がり、情報を得る機会が増えます。
その2:相手も笑顔で返してくれることが増え、こちらの気分も良くなる
笑顔(っぽい顔)でいると相手も笑顔(っぽい顔)で返してくれることが増えます。こちらも嫌な顔をされるより、笑顔で返してもらったほうが気持ち良いですし、お互いが気持ちよくいられます。
その3:嫌われたりトラブルの確率が減る
怒っている人は、悪い印象を与えます。そして人間は感情のある生き物です。どんなに正しいことを言ってもその人の印象が悪いだけで、嫌われたりトラブルになったりします。印象は様々な要因で決まると思いますが、表情はその要因の一つです。
笑顔でいると相手に負の感情を抱かせる要因を一つ消すことができます。その結果、相手に負の印象を与える可能性が減る→嫌われたりトラブルが減ります。
その4:普段笑顔でいると、怒った時に相手に与えるダメージを増やせる
普段笑顔の人が怒ると「この人がこんなに怒るなんてただ事じゃない」と相手や周りに思わせることができます。そうやって相手に動揺やダメージを与えつつ、周りには「こんな笑顔の人を怒らせるなんて○○さんは相当ひどいことをした」と思わせることができます。
笑顔でいることが、本当に怒ったあなたの気持ちを相手に伝える際にも役に立ちます。
なぜ笑顔にこんな効果があるのか?ハクの理論
敵意がないことを示すことができる
多くの人は自分に対して攻撃する意思がない人に安心します。その敵意がないことを示す方法が笑顔なのです。
相手に攻撃させない
またこちらを攻撃しようとしている人は自分に正当性を持たせ攻撃する理由を探しています。そんな人に対して、仏頂面でいると「こっちを睨んできた」などという攻撃する理由を与えてしまいます。
しかし、笑顔で接していると相手は攻撃しにくくなります。もし攻撃すると自分が悪者になってしまうからです。
ギャップを演出できる
普段笑顔の人が怒ると、驚きや動揺を相手に与えることができます。普段から怒っている人より、より強く自分の怒りを伝えることができます。
笑顔(っぽい顔)の作り方
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- 鏡を用意する
- 鏡を見て「いー」と言います
- 目を細める
- 自分の顔が笑顔(っぽい顔)になったか確認して微調整する
以上これで笑顔(っぽい顔)が完成です。もし、これで笑顔(っぽい顔)になっているかわからない場合は、誰かに見てもらうのも良いでしょう。
あとは常に意識して、この顔を持続することを習慣化します。慣れるまではなかなかこの笑顔っぽい顔を維持するのは大変ですが、筋肉と同じでずっとやっていると笑顔筋がつくのか維持することができるようになってくると思います。
目が笑ってなくても構いません。世の中には目が笑っていない人なんて沢山います。大切なのは笑顔に見える表情をすることです。
笑顔(っぽい顔)でいることで、本当に笑顔になれることもあるので、常に笑顔でいることを心がけてみてください。
作り笑顔では目が笑ってないけどそれでも良いの?
別にそれでも構いません。
本当に心から笑っているか、目だけ笑っているかなんて笑っている本人にしかわかりません。相手は自分の推測で話しているだけです。
また、先程も述べましたが、世の中には目が笑っていない人なんて沢山います。気にする必要はありません。
もし「目が笑ってなくて気持ち悪い」と言われたら
「それ、よく言われるんですよ。そんなつもりないんですけどね〜。」とか「仏頂面しているより良いでしょ?」とか「私は昔仏頂面だったのであんまり人から話しかけてもらえなかったんですよ。私が笑顔でいることを心がけたから、〜さん(目が笑ってないとか気持ち悪いと言ってきた人)も話しかけてくれたんだと思うんですよ。」と笑顔で言ってあしらいましょう。多くの人は何も言ってこなくなりますよ。
こんな人におすすめ
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- 笑顔が少ない人
- 笑顔の作り方がよくわからない人
- うつっぽくて笑顔が減っている人
笑顔はコミュニケーションの便利なツール
笑顔はデメリットのない便利なコミュニケーションツールです。やって損はないのでとりあえず、やってみてください。普段なら意識していると習慣化してきて自然とできるようになります。
そしてこの記事を読んでくださった方が心から幸せと感じられ笑顔になっていただけたら嬉しいです。
この記事が少しでも誰かの役に立てば幸いです。