障害者雇用でも正社員になるのは大変

私が就労移行の利用者として、そしてその後、支援者になってから出会った発達障害の方の多くは正社員になりたいと希望していました。

正社員の方が待遇が良いし安定しているので当然のことだと思います。しかし、就活の際にはあまり正社員にこだわり過ぎるとなかなか結果に繋がらないということがあります。

今回はそんな障害者雇用で正社員になる大変さをお伝えしようと思います

Contents

まずは、結論まとめ

できれば最後まで読んでいただきたいですが、長文はしんどいという方もいるので、まずは結論からお話します。

結論ですが、障害者雇用でも正社員を目指すには実力が必要。だから長期的スパンで考えてしっかりと実力つけることも大切ですよ。ということです。

詳しくはこの後の文章で書いていきますのでよろしければ読んでください。

正社員にこだわると就活に苦戦しがち

正社員雇用にこだわり過ぎると就職活動で苦戦する傾向にあります。ではなぜ苦戦するのでしょうか。それには理由があります。

ここではその理由をご紹介していこうと思います。

理由その1 そもそも求人が少ない

地域によるのかもしれませんが、私の周りの地域では障害者の正社員求人が少ないです。そのため自分が就きたい職種の求人が見つからず苦労することがあります。

理由その2 競争率が高い

ただでさえ少ない求人に人が集まるため、競争率が高くなってしまいます。その結果、なかなか採用されないという事態に陥ることがよくあります。

理由その3 正社員雇用では経験や即戦力が求められが

特に新卒以外だと障害者雇用の正社員求人は経験や即戦力を求められる傾向が強い(特例子会社は除く)です。将来性を買ってくれると言うよりは、すぐにそれなりに働ける人を求めています。

そのため、経験や実力が不足していると不採用が続く可能性があります。

これもあくまで経験測ではありますがそこまで間違ってはいないと思います。

正社員になる方法はこう!

「正社員求人に応募してもなかなか採用されない」「経験も実力もない!」「そんな私は正社員を諦めないといけないのか??」

そんな質問を受けることがあります。どうしたら良いのでしょうか?この人は正社員になることを諦めないといけないのでしょうか。

私の意見は「諦める必要はない。ただし、今は経験を積みましょう」です。

まずは長期的スパンで考えましょう

確かに今すぐ正社員になれるに越したことはないですが、それが一番良いとは限りません。せっかく正社員採用されても実力が伴っていないと仕事が出来ずしんどくなって辞めてしまうという結果になることも考えられます。

しっかりと正社員でやれる実力と経験を身につけてから正社員になった方がより確実に長く働けるということもあります。

長期的なスパンで物事を考えて実力や経験を身につけても良いと私は思います。
その手段として非正規雇用で働くのも良いでしょう。

発達障害やうつ病の方は非正規雇用である程度の期間働けていると、必要な社会性やメンタルがあることの証明になります。転職の際に、これは企業の人事を安心させる材料です。

これは仕事のスキルと同じくらい企業側が見るポイントなので、非正規雇用で働くことにも大きな意味があります。

正社員登用のある求人に応募する

そういう求人は非正規雇用求人よりも競争率も低く採用される可能性が高くなります。

おすすめは面接や実習の際に、上手に正社員登用の基準などを聞いておくことです。そうすることで自分がどのように企業で頑張れば良いかポイントを掴めます。

結局最後は実力

先程も、少し書いたように、たとえ正社員として働いても、仕事が出来ずにしんどくなってすぐに辞めてしまったら大してお金も稼げませんし福利厚生の恩恵に預かることもできません。

また正社員登用のある求人でもしっかりと実力を示さないと登用されないでしょう。

最後は自分の実力が必要になるのは一般雇用も障害者雇用も同じです。

障害のせいでできない事があるのは仕方ない事です。でも努力や工夫で何とか出来る事に対してはベストを尽くし、会社に貢献し評価される人材になる必要があります。

普段からぜひ、自分の出来る事を全力でやる。成長出来るようにできる範囲の努力をしていってください。

この記事が少しでも誰かの役に立てば幸いです。